こんにちは。
本日はtableauでよく使われる機能のフィルターを操作方法をご紹介します。
今回は、日付にフィルターを適用させる方法をご説明します。
この機能は、最新日付がから過去x日分のデータを出力するということにも使えて非常に便利です。
ただ長期間のデータを並べただけではビューが見にくいので、ぜひマスターしましょう。
【本記事でわかること】
・Tableauの日付データへのフィルターの設定方法
・ビュー上のデータを過去x日分など相対的に出力する方法
⇒各シート内でのフィルター方法は以下の記事を参照ください。
(関連記事)【初心者向け】Tableauの使い方講座③~フィルターを使う!!フィルターの種類を解説~
(関連記事) 【初心者向け】Tableauの使い方講座④~メジャー・日付などにフィルターを使う!!~
今回は、Tableau Public を利用しています。
基本操作レベルでは、TableauDestopやSever,onlineもかわらないです。
無料で利用できますので興味があったらご自宅のPCなどでにもインストールしてみてください。
(関連記事)【簡単】TableauPublicのインストール方法【Windows】
フィルターとは?
フィルターついては、改めて説明不要かと思います。
データ欲しいデータだけ抽出する機能がフィルターです。
フィルターは単独のデータのみ選択するもの、複数選択するものなど種類があります。
ダッシュボードやデータ内容で最適なものはことなりますので、適切なフィルターを選択できるようにしましょう。
ダッシュボードフィルタ連動①:既存シートのフィルターを連動させる
最初に個々のシートで作成したフィルターをダッシュボード内で複数シートと連動させる方法を解説します。
① あらかじめシート内のフィルターをダッシュボードへドロップ
各シートで作成したフィルターは、あらかじめシートでないフィルター表示させておきましょう。
シート内で表示させていたフィルターはダッシュボードでもフィルターとして表示されます。
フィルター付きのシートをダッシュボードにドロップしましょう。
今回はフィルターをわかりやすくみせるために、同じ内容の表を縦と横で並べてます。
横シートでフィルター表示した内容が横に表示されています。
② フィルターを複数シートで連動させる
ただフィルターをダッシュボードに表示させただけでは、シート間でフィルターは連動していません。
元々作成していたフィルターだけに連動しています。
手順は以下の通りです。
① 連動させたいフィルターの「▼その他オプション」から「適用先のワークシート」を「選択したワークシート」を選択します。
なお、すべてのシートに適用させた場合は、「このデータソースを使用するすべて」でも問題ありません。
② 「適用先のワークシート」から適用したいワークシートに☑をつけます。
③ 最後に「OK」をクリックすれば完了です。
フィルターが連動して動きます。
ダッシュボードのアクションからフィルターを設定する
こちらがもう一つの方法でフィルターをダッシュボードのアクションから設定する方法です。
こちらの方がインタラクティブ的な要素は強いと思います。
ダッシュボードのアクションを設定する
画面冗談にある「ダッシュボード(B」でアクションをクリック。
そして表示される画面がこちら。
アクション追加▼から「フィルター」を選択します。
ここで表示される画面でフィルターの設定を行います。
ソースシートとターゲットシート
ソースシートはフィルタ元のシートで、ターゲットシートがフィルター先のシートです。
例えば、「横」シートの選択を「縦」シートに合わせたいだけの場合は、ソースシート「横」でターゲットシートが「縦」です。
双方の選択を双方でフィルターしたい場合は、ソースシート「横」「縦」でターゲットシートも「横」「縦」です。
アクション実行対象
こちらは、文字通りですが、フィルターの実行契機です。
例えば棒グラフでカーソルを合わせた際に実行させたいなた「カーソルをあわせる」です。
クリックした場合にフィルターさせたい場合は、「選択」を選びます。
選択項目をクリアした結果
アクション実行後にどう挙動するかです。
例えばカーソルをずらしたらフィルタを解除するのか?保持するのか?選択します。
個人的には「すべての値を表示」が好みです。
設定したフィルターを実行する
なかなか写真ではわかりずらいですが、設定したフィルターを実行
「横」シートの路線をクリックすると、動的に「縦」シートも同じようにフィルターされることがわかります。
例示がイマイチですが、地図であったり、縁グラフなどなど全く別の観点のグラフにも効果があるフィルターです。
ユーザ側に深堀させる方法としては便利な方法です。
まとめ
ダッシュボード内のフィルター連動方法を2つご紹介しました。
使い分けとしては、「項目」や「値」で幅などでフィルターをしたい場合は、シートのフィルター連動。
ユーザ側にピンポイントの絞り込みをさせた場合は、アクションでフィルターすることができます。
ユーザへの見せた方により使い方が異なるのでしっかり勉強しましょう。
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