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【解説】PMPの試験申込の流れ

 こんにちは。やたらと複雑なPMP試験の申込方法を解説します。申し込みが英語であったり、受験資格であったりと難しそうに思えますが、各作業を一つずつ理解すればそう難しくはありません。


この記事でわかること

  • PMP試験受験申し込みのおおまかな流れ
  • PM実績の記入方法
  • PMI会員になった方が受験料がお得か?

PMP試験申し込みの流れ 

PMPの申込の流れを記載します。

おおまかなフローは以下の通りです。



一番のポイントは、PM実績の入力です。英語で記載する必要があります。またその結果の監査におちると上司のサインをもらうなど手間が非常に増えます。


各項目を解説します。


① 35時間研修・・・これはPMPの受験資格となるため,必須な公式な研修です。e-ラーニングなどなど様々な研修があります。研修の内容は、こちらの記事で説明しています。(参考:PMPの申込資格)


② PMI登録・・・・PMIのサイトに対してアカウントを作成します。名前や住所などを入れます。


③ PM実績入力・・・ここが肝です。PM実績を時間単位に入力します。また英文で具体的にどんな業務をしたかも記載します。こちらは詳細を後述します。


④ 監査・・・これは選ばれたらとなりますが、監査対象となると学校の卒業証書や③の入力の正当性を上司のサインの形で証明してもらい、結果をアメリカに郵送することになります。監査に該当する確率はランダムと言われていますが、実際はどうだか不明です。。


⑤ 受験申込・・受験の申込です。受験場所、言語などを選択します。後述しますが、ここではPMIの有償会員になるか問われます。ここまで完了してやっと受験申込完了です。なお、申し込み後の変更は有償になるケースがあるため注意してください。(受験日直前の変更だと70ドルとられます)


2.ポイント(1) PM実績の入力

 PM 実績は大学卒業であれば4500時間以上の実績を入力させれます。それも立ち上げ、計画などプロセス単位です。この実績の積み上げでも結構大変です。



 さらに大変なのが、500文字程度の英文でプロジェクト単位に実績を記載する必要があります。

 私は以下の3つを意識して450文字程度で2プロジェクト記載しました。文章の良し悪しわかりませんが、私は監査に選ばれませんでした。

  • 1文目:プロジェクト名、概要
  • 2文目:PMBOOKに即したプロジェクト成果物
  • 3文目:担当プロジェクトで力を入れたこと。スケジュールとかコストとかです。これを成果物に紐づけて記載。例えばコスト意識したからEVM分析を頑張ったみたなことを記載しました。 

 私が作成にあたり意識したのは、PMPの各プロセスとそれのインプットアウトプットを意識してマネジメント業務を行ったかです。

参考に私が記載した文章をおつけしますが、コピーはだめです。

I was the project manager for the insurance system infrastructure renewal project.The main deliverables are Project Charter, Project Management Plan , Risk Directory, Procurement Documents, Document lessons learned.This project focused on quality control. Therefore, we focused on the quality control process and performed performance reviews and characteristic factor diagrams.

(参考資料)

3.ポイント(2) PMIの有償会員になるか?

 晴れて監査をパスするとPMIの会員(有料)になり試験申し込みするか、それともならないか選択することになります。

  基本的には、会員になった方が良いです。特に初回受験はメリットしかありません。 そのため、私は、会員になることを推奨します。

 理由は単純に受験料が下がるからです。一般だと550ドルくらいの受験料が、会員になると会員費入れて540ドルくらいになります。気持ち安いです。

 さらに万が一落ちてしまった際に再試験料が非会員だと550ドルですが、非会員だと100ドル程度で済むメリットがあります。(1回で合格することにこしたことはありませんが)

 また会員になると合格後のPDU(継続勉強)取得や更新料も割安になるメリットもあります。そのため,基本的に最初の1年でも会員になることを推奨します。

 なお、会員になっただけでは、自動更新機能が有効で、毎年勝手に会員費用が更新されるので、継続会員にならない方は添付記事を参考に自動更新を解除しましょう。


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  • この記事を書いた人

marusuke1216

30代のシステムエンジニア。 インフラ関連の案件中に従事している。 資格は、ネットワークスペシャリスト、PMO等を保有。

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