前々から変更があるとは言われていましたが、ついに2021年1月からPMP認定試験の内容が変更となります。
PMBOOK自体は変更ありますが、認定試験の内容だけかわるのが今回の特徴です。
PMP協会などからも告知がでていますが、この記事では変更点の概要をご説明します。
変更ポイント
今回の変更大きく2つにわかれます。
人・技術・プロセスの3つのドメイン
今までは、立ち上げ、計画、実行、終結のプロジェクの段階に主眼がおかれた構成ようそですが、新しい試験では、人・技術・プロセスの3つのドメインから試験が成立します。
ドメイン1:人
ドメイン1の人では、「ハイパフォーマンスチームを作る」こと「チームでプロジェクトをすすめこと」に焦点が置かれます。
自分の感情をコントロールするEQなどもこれからの試験では必要となる。
ドメイン2:技術
ここは今までのPMP試験にもっとも近い分野です。
プロジェクトの計画、実行、終局までの実行プロセスの理解度を試されるものです。
ドメイン3:ビジネス環境
プロジェクトの価値を評価する、外部環境の変化に対処する、組織の変革に向けたものです。組織の変革を効率的に実現するために、変革にかかわる個人がそれに適応できるようにしすることで、効率的に変革を進める手法です。。
アジャイル型/ハイブリッド型アプローチ問題が半分
今までは、予測型プロジェクトマネジメント・アプローチ(ウォたーフォール)開発が大半でしたが、これからアジャイル型/ハイブリッド型アプローチの問題が50%でます。
試験内容もすですが、世の中的にアジャイル的なシステム開発が以下に優先されているかわかるというものです。
新PMP 試験に向けた勉強方法
気になる新PMP試験向けの勉強方法です。
大事な点としてPMP の一番のインプットであるPMBOK 自体は改版されていません。
まずはPMBOKの内容を理解が必要な点に変更はありませんのでPMBOKを読みましょう。
ただし今回の試験改定では、 アジャイルを強く意識しているため、「アジャイル実践ガイド」もしっかり読み込みましょう。今までは参考でしたが、存在感をましています。
試験に向けてテクニカル面では、定番参考書の虎の巻がおすすめです。
はやくも新試験対応版が発売されています。試験だけ考えたらPMBOK 読まなくても虎の巻だけあれば充分というのが正直なところです。
新PMP試験では、試験観点は変わってもベースのPMBOKが変わったわけではありません。
ちゃんと基本とPMBOKの考え方を押さえればうかれますので合格に向けて勉強しましょう。