IT関連の仕事は資格が非常に多いです。
国家資格である基本情報処理試験やベンダ系の資格など様々あります。
資格があった方が転職に有利かと言えば、当然有利ですが、私はおまけだと思っています。
このあたりについて今回は記事にしたいです。
資格によって証明されることは何か?
資格によって証明されるものは何でしょうか?
当然ながら「知識」です。
資格を持っていれば資格を保有するだけの知識があると言えます。
もう一つは継続して勉強する意識です。
毎年なり2年に1度資格を取得していれば、この人は継続的に勉強しているな?と相手に思わせることができます。
当然、資格の難易度によりますが、技術的な進化の早いIT業界では、勉強する意識は非常に重要だと考えています。
資格はあくまでも技術の根拠づけ
資格の難しいところは、あくまでも学術的なものがおおいところであり、実務的な力がどのくらいあるかは資格だけで表明できないところです。
いわゆる学校のお勉強ができる人じゃない?と思われないかです。
私は、資格はあくまでも技術の根拠づけだと思っています。
会社によって求める技術力は異なります。
面接では、「〇〇を開発していました。だから〇〇が得意です」というと思います。
これだけでは、客観性が薄いです。
これに「〇〇という資格も保有しています」と言えると客観性が出て説得力がでます。
難しいのが「〇〇の資格があるから〇〇の技術力がある」だけでは、冒頭のべた通り、学校のお勉強ができる人では?と思われます。
あくまでも経験と資格がセットで役に立つものです。
根拠づけに役立つ資格
技術力の根拠づけでは、ベンダ系の資格が強いです。
例えばOracleやjavaです。
このあたりは実務的な試験内容であり、実際に開発したもののレベルも推測しやくなるので、おすすめです。
またプロジェクトマネジメント系ではPMPはお勧めです。
プロジェクトマネジメントの方法は会社によります。
これに対して国際的なデファクトスタンダートの知識がある証明になります。
意外とこれは重要です。
やはり基本情報、応用情報は、範囲が広すぎて一般的すぎて20代前半は良いですが、それ以降ですと少し弱い資格です。
どこまで資格で評価するかは当然ながら企業次第ですが、あって損にはなりませんが、転職の場合は裏付けとなる実務がないと意味がないので注意しましょう。
【参考記事】