こんにちは。
本日は、私がPMP試験の受験にかかった費用をベースに、PMPの合格に必要な費用を解説します。
正直、PMPの取得費用は、他の試験にくらべてかなり高額です。
そのため、最初に全体コスト感を知っておかないと大変なことになります。
PMP試験費用概要
具体的な試験費用をお話する前に、PMP試験に必要な費用項目をご説明します。
大きくわけて受験には、「勉強テキスト代」「35時間研修費用」、「試験費用」の3つのコストがかかります。
この中でコスト非常が高いのが、「35時間研修費用」と「試験費用」です。「35時間研修費用」は、最低でも4万円~と考えてください。受験費用も5万円以上と考えて欲しいです。
残る「勉強テキスト代」はせいぜい1万5千程度なので、誤差の範囲です。
私の場合は、合計11万円程度費用がかかりました。
このあたりのコスト感を踏まえながらPMP試験の具体的な金額を説明に入ります。
勉強テキスト代
まず最初は、勉強テキスト代です。勉強テキスト代は他の項目に比べればコストは低くいです。
PMBOOK費用
テキスト代で私が必須と考えているのは、まずPMBOOKです。PMPはPMBOOK理解度をはかる試験なのだから、PMPBOOKがなければ話になりません。
PMBOOKの入手方法は3つ。「紙の書籍」「電子書籍」「PMI会員特典のPDF版」です。コストの面では、PMI会員特典のPDF版が一番安いというか無料です。(PMI会員費用はかかりますが、試験費用ところで説明しますが、どのみち入会することになります)
しかし、私のおススメは、電子書籍版の購入です。目次とか飛べるなど見やすさ違います。電子版PMBOOKは9900円しますが、その分の効果はあります。
こちらのページでPMBOOKの入手方法毎の比較評価をしていますので、よかったらご覧ください。
市販テキスト
この後に記載する研修テキストやPMBOOKもありますが、市販テキストは一冊は欲しくなると思います。重点項目の暗記や持ち運びの容易差があります。
私は評判の良い虎の巻を購入しました。実際、過去問がしっかりついており、かつ特に必要な単語が抜粋されており、わりあい良かったと思います。
実はもう1冊別のテキストも購入したのですが、そちらはイマイチでした。買うなら虎の巻が間違えないと思います。虎の巻のお値段は3520円です。
市販テキスト合計
市販テキストの合計金額は、約1万4千円です。
他の試験なら3000円程度の試験が2つや3つで1万円以内で概ね収まることを考えるとやはりテキスト代だけでも少し高いです。
35時間研修費用
PMPを受験するためには、公認された35時間研修を受ける必要があります。ここの費用が一番個人差がでます。
研修のスタイルとして座学(学校で学習)とeラーニングの2種類があるます。研修する企業によりますが、座学の場合は10万円以上します。e-ラーニングであれば3万円程度からです。
私としてはeラーニングを強く進めます。やはり動画を何度も観れることが大きいです。一度聞いても覚えれないところを動画で復習できます。
私が受講したeラーニングは3万円でした。コストのみながら勉強効率の点からもeラーニングをおすすめします。
受検費用
PMPの受験費用は高い。ベンダー試験全般そうですが、高いです。為替レートによりますが、概ね6万円程度です。
この受験費用を少しでも安くする方法があります。それはPMIの会員になることです。アメリカのPMI会員になると受験費用が150ドル安くなります。
PMI会員費用は139 ドルなので、差し引き11ドル(1300円くらい)お安くなります。
あまり考えたくないのですが、再受験の場合は、会員だと100ドル安くなるので、1万1千程度安くなります。
試験後に退会するにしても会員になった方が良いです。まとめると以下です。
PMI会員 | 非会員 | |
会員費用 | 139 | - |
初回受験料 | 405 | 555 |
再受験料 | 275 | 375 |
合計いくら必要なのか?
筆者の場合は、概ね以下のとおり、11万円でした。
項目 | 金額 |
テキスト代 | 17,000円 |
研修代 | 30,000円 |
受験料(会員費用含み) ※初回合格 | 60,000円 |
合計 | 107,000円 |
私の場合は、テキスト代で余計に1冊購入していますが、割安のeラーニングと初回合格だったため、11万円ですみました。
多少の誤差はあってもこのあたりが最低金額かと思いますので、最低でも10万円は必要になると考えましょう。
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